
「考える力がつく子」と「つかない子」の決定的な違い
- 加藤ちか

- 6 日前
- 読了時間: 3分
ドリルを何枚やっても、
考える力って育たないんです。
大事なのは
“どんな問題を解くか”ではなく、
“どんな姿勢で解くか”。
『考える力がつくための算数の学習法』
「どうすれば考える力がつくの?」
そう聞かれたら、みなさんはどんな学習を想像しますか?
思考力ドリルを取り入れる
“頭が柔らかくなる系”の問題集をやらせる
中学受験系のハイレベルな文章題をやらせてみる
こんなイメージを持つ方が多いと思います。
でも私が大事だと思っているのは、
どんな問題をやらせるか ではなく、
“どんな姿勢で”問題に向き合うのか
ここなんです。
算数の問題に取り組む姿勢とは?
「この子は考える力が伸びるな〜」と思う子は、
正解することを目的にしていないんです。
問題を解く目的そのものが違うんですよね。
ここからは算数の文章題で、
もう少し具体的に説明していきます。
1️⃣ 正解を目的とする姿勢
「正解してやろう!」という姿勢で挑むと、
どうしても “やり方” に意識が向きがちになります。
文章をしっかり読むより、先に「掛け算?割り算?」を考える
数字だけ見て式を適当に作ってみる
文章の“てにをは”を読み飛ばして間違える
そしてつい言いたくなるやつ。
「ちゃんと問題読みなさい!」
さらにゴールが正解することだと、
解けないのはダメなこと
正解しないと終われない
やり方を間違えるのは恥ずかしい
といった価値観になっていきます。
すると“解き方を覚える学び”に偏ってしまい、
どんどん考えないクセが育つ…
これ悪循環。
2️⃣ 考えることを目的とする姿勢
一方で「考えること」を目的にしている子は、
文章題を“読み物”としてとらえている。
文字からイメージをつくり、
自分の過去の体験を引っ張り出して、
頭の中で“世界”を再現しようとするんです。
そこから自分なりの方法で
試行錯誤しながら解いていく。
これこそが本来の「考える」という行為。
そして間違えても、
“考えた軌跡”があればそれが思考回路になる。
だから間違いは全然OK。
むしろそこから“とんでもない斬新な方法”で解いちゃうこともあります。
何より、
自分で考え抜いたあとの達成感がすごい!
それが快感になって、
「考えること」が好きになっていく。
そんな子の特徴は…
分からなくても逃げない
難しい問題にチャレンジしたくなる
先生がヒント出すと怒る
まずは思いついた方法で試してみる
「合ってる?」といちいち確認しない
できなくても前向きに次へ進む
何より問題を解いてる時間を楽しんでる
小学生での学習姿勢は、一生を左右する
ここまでの違い、伝わったでしょうか?
小学生の6年間でつくられる “学習の土台”。
これはあとから取り戻すのが本当に難しい。
計算のテクニックや解法パターンは、
大きくなってからでもいくらでも身につきます。
でも、
分からなくても自分で考えようとする姿勢
間違えても問題ないという精神性
これは、後から身につきにくい。
だからこそ、低学年のうちに
「正解より、考えることが大事」
という学び方に触れておく必要があると感じています。
まなべるあそびばでは…
ここでは文章題を必ず“絵にして”解きます。
これをやると、考えずに解くことはできません。
ドリル中心で“正解”が目的になっていた子も、
だんだんと姿勢が変わっていきます。
「間違えてもいいよ」
「分からない問題こそタカラモノだよ」
「考えるって楽しいんだよ」
そんな空気があるので、
みんなすごくリラックスして学んでます。
気になる方は、気軽に無料体験に来てくださいね。
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