人生を面白く豊かにするスキル「没頭力」
- 加藤ちか

- 1月20日
- 読了時間: 4分
更新日:3 日前
没頭するって、最近いつしましたか?
集中しすぎて時間を忘れていた。
気づいたら、何時間も経っていた。
そんな体験、
大人になってからどのくらいありますか?
私はこれからの時代、
「没頭力」こそが、
人生を豊かに生きるための大切なスキルになる
と思っています。
なんでも手に入る時代に、失われたもの
今の時代、
ある程度のものはすぐに手に入ります。
エンタメは月額数千円で見放題
情報も答えも検索すれば一瞬
便利になった一方で、
「じっくり何かに向き合う時間」は
どんどん減っている気がします。
でも、幸せや充実感って
“すぐ手に入るもの”の中には
あまりないんですよね。
没頭の先にある「ゾーン」
没頭していると、
だんだん「我」を忘れるような感覚になります。
何をすべきかが、なぜかわかっている
自分を少し上から見ているような俯瞰の感覚
時間の流れがいつもと違う
終わったあとに残る、深い満足感
いわゆる「ゾーン」と呼ばれる状態です。
私は学生時代、
数学のテスト中によくこの体験をしていました。
解き方だけじゃなく、
「この問題を作った人の意図」や
「この式がつながっていく世界」まで
一気に見えるような感覚。
視界がパッと開く、
あの感じは今でも忘れられません。
大人になると、なぜ没頭できなくなるのか
― それは意志の弱さではない
大人になってから、
没頭する時間は激減しました。
特にここ数年は、
マルチタスクが当たり前。
いつも頭の中がゴチャゴチャした状態。
カオスな毎日を変えたいと思い、
そこで年末から
本をどさっと読みました。

そこで知った、衝撃の事実。
そもそも人間の脳は、集中できないようにできている。
原始時代、
一つのことに集中しすぎるのは命取りでした。
猛獣、毒蛇、敵の襲来
常に周囲に気を配る必要があった。
つまり、
「気が散る」のは欠陥じゃなく、生存戦略。
だから
意識して環境をつくらない限り、人は集中できない
これはもう前提なんです。
没頭を奪う最大の存在「スマホ」
さらに現代には、
とんでもない存在が登場しました。
それが、スマホ。
通話・SNS・ニュース・カメラ・時計
すべてが詰まった最強の端末。
通知が鳴る
鳴らなくても気になる
ポケットに入っているだけで
脳の容量を奪っていく
脳は新しい情報が大好物なので、
抗うのはほぼ不可能です。
このあたりは
『スマホ脳』を読むと、とても腑に落ちます。
スマホと距離を置きたくなります(笑)
没頭に必要なのは「動機」
― 何をやるかより、どうやるか
集中しやすい環境をつくることは大事。
でも、それだけでは足りません。
もっと大事なのは、
その行動の源がどこにあるかです。
外発的動機
怒られるからやる
ご褒美があるからやる
評価されたいからやる
これは一時的には動けても、
条件がなくなると続きません。
しかも、
イヤイヤやる行動は
没頭には絶対につながらない。
内発的動機
やっていること自体が好き
楽しいからやっている
自分で決めている
成長したいという感覚
理由や条件に頼らない、
内側から湧くエネルギー。
没頭とゾーンは、
この状態でしか起きません。
子どものころ、
いろんなことに夢中になれたのは、
内発的動機で動いていたから。
大人になると、
どうしても「成果」や「意味」を先に考えてしまい、
行動そのものを楽しむ機会が減っていきます。
カギは「メタ認知」
まず必要なのは、
自分の行動を一歩引いて眺めること。
「私は今、
やらなきゃいけないからやっている?
それとも、自分で選んでやっている?」
この問いを持てること。
それが、没頭への入り口になります。
日常を振り返ってみる
私たちの日常に
内発的動機の行動はどれくらいあるでしょう。
仕事、家事、育児
どうしても「やらなきゃ」に支配されがち。
でも、
「これは私が選択してやっている」
と意識するだけで、
感覚は大きく変わります。
面倒くさい子どもの送迎も、
毎日の料理も、
“自分の選択”としてやる。
それだけで、
行動の質は変わっていきます。
子どもに渡したいもの
子どもに
「集中力をつけさせたい」
「やる気を出させたい」
そう思うこと、ありますよね。
でも私は
没頭できる体験そのものを渡したい
と思っています。
評価やご褒美じゃなく
「考えるっておもしろい」
「わかるって気持ちいい」
その感覚を、体ごと。
没頭する時間は、
効率のためでも、成果のためでもありません。
人生を、
ちゃんと味わうための時間。
まずは大人から
没頭する時間を楽しんでみませんか?
没頭や集中について、
もう少し具体的に知りたい方は、
一点集中の考え方を扱ったこの本がオススメです!
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