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教育がオーダーメイドになる時代!子どもたちに必要な力とは?

学ぶ目的は「働くため」じゃない


人生を面白く楽しむために学ぶ時代へ


「なんのために勉強するの?」


この問いに、

私たちの親世代は、

無意識にこう答えてきたのかもしれません。


  • いい大学に入るため

  • いい会社に就職するため

  • 将来、困らないため


つまり働くために学ぶという前提。


それは、 その時代においては、

とても合理的でした。


知識や能力を持っていれば、

仕事があり、

生活が守られる時代だったから。


でも今、

その前提は大きく揺らいでいます。



知識や能力に縛られた仕事は減っていく


AIやテクノロジーの発展によって、

「知っている」

「早くできる」

「正確にこなす」


そんな能力が必要な仕事は、

これからどんどん減っていきます。


一方で、機械にはできない力――


  • 物事を多角的に見る力

  • 新しい価値を生み出す力

  • 人と関わりながら意味をつくる力


こうした力は、

むしろこれから重宝されていく。


だから私は思うのです。


学ぶ目的は、

働くためではなく人生を面白く、

豊かに楽しむためでいい。


学べる人、学び続けられる人ほど、

自分の人生を

自分で拡張できる時代になっていく。


逆に、

学ぶ力や学ぶ意欲を失った人は、

どんどん狭い世界に閉じていく。


現代社会は、

ゲーム、動画、SNS、没入型デバイスなど

脳にとって刺激的すぎる誘惑だらけ。


「与えられる楽しみ」だけに浸っていると、

世界は小さな端末の中に収縮してしまう。



では、これから必要な教育とは?


まず大前提として必要なのは

主体性をもって学ぶ力


本来、学ぶことは楽しいもののはず。


知らなかったことを知る。

見えなかった世界が見えるようになる。


興味や関心が広がり、

人生そのものが、

立体的で有意義になっていく。


でも今の教育は、

その「楽しさ」を味わう前に

やり方や正解を教えすぎてしまっている。


だから必要なのは

「どう教えるか」ではなく

どう学びたくなる環境をつくるかという視点。



哲学的思考はこれからの必須スキル


これからの社会で本当に必要になるのは、

知識やスキルだけではありません。


  • そのルールは誰が決めたのか

  • どんな背景や歴史が影響してるのか

  • その前提は本当に正しいのか


こうした前提・構造・枠を読む力が、

圧倒的に重要になります。


枠の中で正解を出す人ではなく、

枠そのものを問い直せる人。


哲学的思考が出来る人が

ゲームチェンジャーになり、

新しい価値を生み出す。


私自身も、

哲学的な考え方に触れたことで

一気に視野が広がった経験があり、

それが人生の転換点でした。


世界の可能性は、外にあるのではなく

自分の物の見方次第だったと実感しています。


これこそが、クリエイティビティの本質だと思います。



もう一つの土台「自己理解力」


そして、

もう一つ欠かせないのが

自己理解する力


メタ認知力とも言えるかもしれません。


  • 自分は何が好きで

  • 何に興味があって

  • 何が得意で何が苦手で

  • どんなことに夢中になれて

  • どんな時に疲れるのか


自分を客観的に、

フラットに理解できる力。


この力が土台にあると、


  • 学ぶ意欲につながり

  • 自己管理ができ

  • 他者とも健全に関われる


自己理解がないままでは、

どれだけ選択肢が増えても、

迷子になるだけ。



これからの教育はオーダーメイドになる


今までの学校は

「教えるため」に

設計されてきました。


優秀な先生

わかりやすい授業

良い教材


すべて、

教える側の視点


でもこれからは、

学ぶ側の視点へと

確実にシフトしていく。


  • この子は何を学びたいのか

  • どう学びたいのか

  • どんなペースが合うのか


そう考え始めると、

学びは自然とオーダーメイドになります。


ここで、

指導者の役割も

大きく変わっていくと感じています。


これからの指導者に必要なのは、

上手に教える力ではなく、

子どもの中にあるものを引き出す力


正解を与える人ではなく、

問いを投げ、待ち、観察し、

その子なりの考えが

立ち上がるのを支える存在。


学びがオーダーメイドになっていくほど、

指導者には

「教える技術」よりも

人を観る力

求められていくのだと思います。



主体性は、環境がつくる


ただし、

オーダーメイド型の学びには

大前提があります。


それが 学ぶ側の主体性


主体性は、

勝手に生まれるものではありません。


  • 安心安全な学ぶ場

  • 間違えても萎縮しない空気

  • 可能性が潰されない環境


これがあって、初めて芽を出す。


そしてもう一つ大事なのが

自己コントロール力


誘惑だらけの社会の中で、

自分の人生にコミットする力は

身近な大人の姿勢から、

強く影響を受けます。


子どもは、大人の「生き方」を見ています。



学びのパーソナライズ化、最高の時代


なんて素晴らしい時代が来たんだ!

私は、心から思っています。


IT技術の発達で、

世界中の学びにアクセスできる。


海外の先生の授業も受けられるし、

超マニアックな分野にも簡単に触れられる。


この恩恵を楽しめるかどうかは、

学びに対する主体性と、

自己理解力次第。


だからこそ、

子どものうちから

「自分を知り、自分で学ぶ力」を育てることが

これからの教育の核になると

思っています。


学びは、人生を楽しむための道具。


そんなふうに学べる人が、

これからの時代を、

軽やかに生きていける人になる!



おわりに


以上、

『スタンフォードが中高生に教えていること』を読んで、

私が感じたことをまとめました。



子どもの学びの可能性を

ひろげる場をつくっている者として、

とても刺激を受ける一冊でした。


正直なところ、

小学生に

「哲学的思考」や「メタ認知力」を

言葉で伝えるのは無理です。


でも、

私自身のあり方が、

子どもたちに少なからず影響する。


それだけは、強く信じています。


だからこそ、

私が学ぶことを楽しみ、

前提や枠について疑問を持ち続け、

自分と向き合い続ける姿を見せること。


それが何かの形で、

きっと子どもたちに伝わる。

そんな確信を持っています。


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