やる気も才能も潰す、6〜9歳の危険な勉強法
- 加藤ちか

- 9月14日
- 読了時間: 3分
反復練習・高速計算・大量暗記は脳を壊す!?
もしあなたのお子さんが、
6〜9歳の“脳の黄金期”に
危険な教育をうけていたら…
将来どんなに努力しても、
「考えられない脳」からは
抜けだせられないかもしれません…
この6~9歳は脳にとって超絶大事な時期!
脳は新しい回路を爆発的に作る成長期なんです!!
でも、ある勉強法を続けると、
その成長は止まってしまう…
そんな世にも恐ろしいハナシを
本日はお伝えしたいと思います!
6〜9歳は脳のスーパーボーナスタイム
脳科学の研究によれば、
この年代は単純な回路だけでなく、
複雑で多様な思考回路を
次々と作る唯一の時期!
しかも一生分の“考える力の土台”が、
この時期に一気に形成されます
推論する力
「なんで?」と考える力
つながりを見つける力
…いわゆる”頭の使い方のバリエーション”です
単純思考ばかりしていると…
脳には
「よく使う回路を優先的に太くする」
性質があります
だから、
単純な思考回路ばかり使っていると、
新しい複雑な回路が育ちにくい
そして12歳を過ぎると…
あまり使わなかった回路は削除されてしまいます
だから、この12歳になる前の最も大事な6〜9歳に、
計算問題などの「単純思考」ばかりしていると
判断を加えずに処理だけする、
”考えられない脳”が定着してしまう
絶対にやってはいけない学習法
この時期に絶対に避けたいのは次の3つ。
徹底反復(同じ問題を正解するまで何度も解かせる)
高速単純計算(早く解けることが正義!の風潮)
大量暗記(意味や背景を理解しない丸覚え)
宿題をパパッと終わらせて
毎回テストも100点…
親的には「おっ、やるじゃん!」
って思いますよね?
でもそれ、
“考えないで処理する回路”だけが
太くなっているかもしれません。
この先何が起こる?
「わからない」と考えることを放棄する
自分で考えずに適当に数字を式にして正解を当てにいく
応用問題や文章題でフリーズ
…こうして“考えない脳”が完成してしまうんです💦
でも現実は…
残念ながら、
学校の宿題も、
なんとかゼミも、
○○○式も、
ほとんどがこの単純思考強化の学習です
親としても
「なにかやらないと不安」
になりやすいですが、
実は脳にとっては逆効果!
6~9歳の子どもがやるべきコトは?
6〜9歳の黄金期に必要なのは、
多様な思考回路をバンバン作る体験!
なんでだろう?とじっくり考えさせる経験をする
やり方を教わらず自分のオリジナルで工夫する経験をする
じっくり・ゆっくり・丁寧な日常を送る
脱完璧主義!間違えることをヨシとする
考えることが楽しめるような遊びをする
要は、
「頭を使わない作業」より、
「頭を使わずにいられない遊びや学び」を
たくさんやること!
まなべるあそびばでやってること
週1回、良質な文章題を1〜2題だけ
解き方は一切教えない、ノーヒント
必ず自分のオリジナルの絵図を描く
正解不正解より「どう考えたか」を重視
結果、子どもたちは
「考えるって面白い!」という感覚を
自然に身につけます!
6〜9歳は「考える脳」をつくるための
ゴールデンタイム!
反復・高速・暗記で
子どもの考える脳を潰さないでください!
まなべるあそびばで
“考える力”を爆発的に伸ばす体験を!
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